公式10種目を順番に紹介していますが、すでに紹介したM.T.A.とT.R.C.はそれぞれ単独で行われることは少なく、S.C.F.として2種目混合のポイントを競うのが一般的です。
読み方はそのまま「エス・シー・エフ」で、正式には「セルフ コート フライト」と言います。
M.T.A.の滞空時間×5.5と、T.R.C.の距離を足したものをポイントとして競います。
M.T.A.が8.00秒、T.R.C.が56.00mなら、
「8.00×5.5+56.00=100.00」
というポイントになります。
T.R.C.が40.00mでも、M.T.A.で11.00秒を出せば、
「11.00×5.5+40.00=100.50」
となって上記の100.00ポイントを上回ります。
まずは、2種目ともN/C(キャッチミスのこと。ノーキャッチの略。)をなくすこと。せっかくいい記録を出しても、もう一方の種目がN/Cではもったいないです。
それぞれ5回投げられますから、最初の2~3投はキャッチミスをしないことに重点をおいたほうがいいでしょう。
キャッチして記録を出してから、その更新にチャレンジするという作戦がベストです。