公式種目、「アキュラシー」の紹介です。
アキュラシーは、決められた位置から的を正確に狙い、何投通過したかを競う種目です。
的は、図のとおり、地上1mの高さの1.5m×1.5mの正方形の枠です。
通常ネットを張りますが、ネットに入らなくても通過すればOKです。
ディスクを投げる場所はスローイングサイトと呼ばれ、7個所あります。
図のとおり、ゴールの正面には、13.5m、22.5m、31.5mの3個所、右斜めと左斜めには、13.5m、22.5mの2個所ずつになります。
斜め方向は、ゴールに対して20°ぐらいしかなく、サイトに立つとほとんど縦に立っているように見えます。
1個所のサイトからは4投ずつスローします。したがって全部で28投です。
また、制限時間があり、28投を7分以内に投げなければなりません。時間切れの場合は失格ではなく、そこまでの通過投数が記録になります。
7個所のサイトの順番は自由で、好きな場所から自分で順番を決めて投げます。
ディスクは、ほとんどの方が、右や左に曲がるクセが無いステイブルディスクを使用します。
ステイブルディスクとは、地面と平行に投げれば、ディスクも素直にまっすぐ飛ぶ性質のディスクのことです。多くの選手は、アルティメット用の27cm、175gのディスクを使います。
一番遠いサイトは正面の31.5mですが、かなり遠いです。
31.5mのサイトに立つと、ゴールの枠がとても小さく見えます。
世界記録は25投、日本記録は19投です。
もし、パーフェクトを出せば歴史に名を残すことができますよ。
[写真]
左側からの22.5mから投げてディスクがゴールに入る瞬間。