公式種目「ディスクゴルフ」の紹介です。
ルールは、ボールのゴルフとほとんど同じです。
ボールを打つ代わりにディスクを投げ、カップの代わりに専用のゴールがあります。
コースにもよりますが、1ホールが50m~100mのコースが多いです。
基本的にはホールの距離に関係なくPAR3となります。
1投目でゴールに入らなかったら、落下して静止した場所から、2投目を投げます。ゴールに入るまでこれを繰り返します。ゴルフと同様、ゴールに入るまでの投数の少なさを競います。
ボールのゴルフは、距離によってクラブを使い分けますが、ディスクゴルフの場合は、ディスクを使い分けます。
長距離用のディスク、パット用のディスク、あるいは右へカーブするディスクや左へカーブするディスクなどです。
大会に出場する選手は、写真のような専用バッグに種類の違うディスクをたくさん入れてラウンドします。
ディスクは、長距離用については先に紹介したディスタンスに使用するものと同じ種類のディスクで、小型で重く、流線型のものを使います。
パット用のディスクは、大きさや重さは同じですが、リム(ふちのこと)が丸く、まっすぐ飛ぶように設計されています。また、ゴールを外した場合も、やわらかめの素材でショックを吸収し、着地したところでピタッと止まりやすくなっています。
上の写真は私のディスクバッグですが、右の方がリムの丸い近距離用、左の方が薄く流線型の長距離用となっています。
ディスクゴルフは、アルティメット同様、World Games の正式種目となっており、オリンピック種目への採用が期待される種目です。
国内の大会では、日本ディスクゴルフ協会主催で多くの大会が開催されています。
日本フライングディスク協会主催では、全日本フライングディスク個人総合選手権大会の中での1種目として行われています。
また、それぞれの各都道府県協会でも多くの大会が開催されています。
上級者が参加する大会では、プロゴルフツアー並みに、一投一投、緊迫した雰囲気となっています。また、考えられないような距離から見事にゴールを決めるスローも見られます。
観戦するだけでもおもしろいです。
近くにコースがあれば、ディスク2~3枚で始められます。
みなさんもいかがですか?